マクロを移行する

データベースドキュメント・マクロマイグレーションウィザードは、古い Base ファイルの既存のマクロを、新しい Base ファイルのマクロ格納領域に移します。

事前に、マクロはフォームとレポートのテキスト サブドキュメントに存在することを許可されているとします。ここでマクロそれ自体を Base ファイルに格納することも可能です。これは Base ファイルのマクロが、フォーム、レポート、テーブル デザイン、クエリー デザイン、リレーション デザイン、テーブル データ ビューのいずれかのサブコンポーネントからの呼び出しが可能なことを意味しています。

しかし、マクロを Base ファイルとサブドキュメントの中に一度に格納することは技術的に不可能です。サブドキュメントに保存されていた既存の古いマクロを保持しつつ、いくつかの新しいマクロを Base ファイルに添付したいなら、その古いマクロを Base ファイルのマクロ格納領域に移さなければなれません。

データベースドキュメント・マクロマイグレーションウィザードは、マクロを Base ファイルの格納領域に移します。必要に応じて、マクロをテストしたり編集したりできます。

たとえば、サブドキュメントのマクロが同じモジュール名とマクロ名を持つことが可能でした。共通のマクロ格納領域にそのマクロを移した後では、その名前がそれぞれ一意になるようにマクロを編集しなければなりません。ウィザードは、それはできません。

ウィザードは Base ファイルをあなたが選んだ別のフォルダーにバックアップします。ウィザードはオリジナルの Base ファイルを変更します。バックアップは変更されず残ります。

元に戻す

このダイアログで、ひとつ前の作業ステップでの設定が確認できます。現在の設定は、そのまま残ります。 このボタンは、2 つめ以降のダイアログでアクティブになります。

次へ

次へ ボタンをクリックすると、ウィザードは現在のダイアログ設定を使用して、次の手順に進みます。最後の手順では、このボタンの名前が 作成 になります。

完了

すべての変更を適用し、ウィザードを閉じます。

キャンセル

キャンセル をクリックすると、変更点を保存しないでダイアログを閉じます。